5年ほど前、CoqはConCat見て挫折する程度で、type theoryもロクに知らず、共形場理論は全く理解できてなかったけど、最近はhomotopy type theoryについて偉そうに書いたり共形場理論も多少理解できるようになった。以前から、CFTの代数的定式化が欲しいとか、でも頂点作用素代数はダメだとか書いてたり、ずっと正しいformulationを求めていたらしい。というようなことは、自分も忘れていたのだけど、当時書いたものを見て、思い出した。


昔は面白いと思っていた融合変換とか、その周辺の話題は、どうでもよくなってしまった。局所的な最適化技法としては、非自明な最適化ができる事例が少ないのと、そもそも、遅いプログラムを"普通"にすることよりも、普通のプログラムを世界一速くする方に興味があって、あんまり使えないという結論。モジュール性と最適化が両立しないケース(BLASのインターフェースの不自然さとか)で使うべき技としては有効かもしれないけど、コンパイル時にモジュール性を破壊するやり方は、FFIと相性が悪くて、嬉しくない場面がある。まぁ、と言って他に何かよい方法やアイデアがあるというわけでもない