2013-12-27から1日間の記事一覧

計算不変式論の使い方:合同変換群の多項式不変量の計算事例

簡約群の(線形な作用に関する)不変式環(の生成元)を計算するアルゴリズムは、既に知られている(標数0の場合も正標数の場合も)(といっても、発見されたのは、ここ10年ほどのこと)。一方、簡約とは限らない一般の(アフィン)代数群については、不変式環が有限生…

はじめてのCubical

Thierry Coquandたちが、univalenceと両立する、dependent type theoryの新しいcomputationalなmodelを作ったと言っている A model of type theory in cubical sets http://www.cse.chalmers.se/~coquand/mod1.pdfこれを実装した処理系は Implementation of …

最近、少しトーリック多様体についてかじってみた。 symplectic toric多様体(単にsymplectic toric多様体というとコンパクト性は仮定されているのが普通っぽい)には、自然に運動量写像が付随して、その像はDelzant多面体という凸多面体になっていて、この多…